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鉄筋工事
加工・組立・運送REINFORCING

組立

荷降ろし
搬入された鉄筋材料をクレーンを使って使用する近くまで降ろします。
間配り
搬入された鉄筋材料を実際使用する箇所まで人力で担いで持っていきます。
配筋
設計図の通りに鉄筋材料を並べていきます。
結束

鉄筋同士を結束線(針金のような物)とハッカーという道具を用いて縛りつけ固定します。

「結束」の作業風景を動画でみる

マンション1棟で数百トン、時には1,000トン以上の鉄筋を使用します。
何もない状態から徐々に鉄筋を組立てていき、段々建物の形になっていくのを見ると達成感があります。また、自分たちの作業が建物の強度に密接に関係しているのでとてもやりがいがあります。

加工

加工帳打込
職長から届いた加工帳(現場で使用する鉄筋材料が書かれているリストのような物)をソフトに入力し、荷札に印刷します。
切断
荷札を元に使用する鉄筋材料の長さに機械で切断します。
曲げ加工
切断した鉄筋材料を使用する形に機械で曲げます。
荷札の取付け
加工が終わった鉄筋材料に札をくくりつけ、どんな材料なのか分かるようにします。
積込み
現場に搬入するトラックに積込みます。

加工ミスをしてしまうと現場に支障をきたすためミスは出来ません。
その反面、ミスなく現場作業がスムーズに進んでいくと達成感を感じます。

溶接継手工事WELDED JOINT

ME溶接継手(エンクローズ溶接)

鉄筋は長くても12mなので、それ以上の長さが必要な場合に使用します。

例えば20mの鉄筋が必要な場合、10mと10mをエンクローズ溶接して1本の材料とします。
その際、鉄筋同士をぴったりくっつけてつなぐのではなく、少し隙間を空け、その間を溶接して 鉄筋同士をつなげる工法の事をいいます。主に柱や梁の太い鉄筋に用いられます。

「エンクローズ溶接」の作業風景を動画でみる

フレア溶接

鉄筋同士を重ねて、重なった部分に溶接を施しつなげる工法をフレア溶接といいます。
主に細い鉄筋や杭頭補強筋に用いられます。

エンクローズ溶接・フレア溶接はどちらも資格が必要ですが、エンクローズ溶接は特に難易度が高く、資格を取るだけでもすごい事なので資格を取れた時の達成感はとても大きいです。

また、マンションよりも物流倉庫等の広く・大きい現場で用いられることが多く、鉄筋業者が2社・3社で施工している中、溶接工事は1社で施工する事が多いためやりがいもあります。

基礎工事FOUNDATION

基礎工事の主な流れは以下の通りです。

  • 工事開始
  • 掘削
  • 均しコン打設
  • 基礎鉄筋組立
  • 型枠
  • コンクリート打設

通常階工事NORMAL FLOOR

通常階工事の主な流れは以下の通りです。

  • 型枠取付
  • 鉄筋配筋(梁床)
  • 型枠
  • コンクリート打設
  • 鉄筋配筋(柱壁)

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