鉄筋同士を結束線(針金のような物)とハッカーという道具を用いて縛りつけ固定します。
マンション1棟で数百トン、時には1,000トン以上の鉄筋を使用します。
何もない状態から徐々に鉄筋を組立てていき、段々建物の形になっていくのを見ると達成感があります。また、自分たちの作業が建物の強度に密接に関係しているのでとてもやりがいがあります。
加工ミスをしてしまうと現場に支障をきたすためミスは出来ません。
その反面、ミスなく現場作業がスムーズに進んでいくと達成感を感じます。
鉄筋は長くても12mなので、それ以上の長さが必要な場合に使用します。
例えば20mの鉄筋が必要な場合、10mと10mをエンクローズ溶接して1本の材料とします。
その際、鉄筋同士をぴったりくっつけてつなぐのではなく、少し隙間を空け、その間を溶接して 鉄筋同士をつなげる工法の事をいいます。主に柱や梁の太い鉄筋に用いられます。
鉄筋同士を重ねて、重なった部分に溶接を施しつなげる工法をフレア溶接といいます。
主に細い鉄筋や杭頭補強筋に用いられます。
エンクローズ溶接・フレア溶接はどちらも資格が必要ですが、エンクローズ溶接は特に難易度が高く、資格を取るだけでもすごい事なので資格を取れた時の達成感はとても大きいです。
また、マンションよりも物流倉庫等の広く・大きい現場で用いられることが多く、鉄筋業者が2社・3社で施工している中、溶接工事は1社で施工する事が多いためやりがいもあります。
基礎工事の主な流れは以下の通りです。
通常階工事の主な流れは以下の通りです。